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久高島は、沖縄本島の東の太平洋側に位置し、周囲7.8km、人口280名あまりの小さな離島です。琉球の国創り神話から神の島として知られ、王府時代には国王や聞得大君らの拝所でもありました。「私有地」という概念がなく、むやみな開発や現代社会からの汚染を拒んできた稀有な背景から、今日でもその文化や精神は受け継がれ、美しい自然を保ち続けています。
沖縄近海は黒潮の本流域であり、潮の流れが非常に速い海域です。また、黒潮は北太平洋で2,000mの深海へ沈み込んだ海水が、およそ2,000年をかけて地球を循環し、赤道近海で勇昇流として表層へ沸き上がってきた深層水を起源としています。つまり、汚染のない太古の海水であり、表層水に比べて多くのミネラルを含んでいます。この海水が北上し、たどり着くごく限られた場所のひとつが、久高島なのです。
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